パチンコ屋駐車場

編集部

　17日のTwitterトレンドで話題を独占したのがボンバーマンランドカジノだ。

　Cygamesの育成シミュレーション「ボンバーマンランドカジノ」に育成ウマ娘として実装されたことが理由のようである。同ゲームには、一足先にビワハヤヒデが既に登場しており、ボンバーマンランドカジノの登場でついに兄弟が揃った。

　ボンバーマンランドカジノは、中央ボンバーマンランドカジノ史上5頭目のクラシック三冠馬。トレードマークから「シャドーロールの怪物」いう愛称でボンバーマンランドカジノファンの人気を博した。

　それと同時に話題を呼んだのが稀代の逃げ馬・ボンバーマンランドカジノである。サイレンススズカも個性的な逃げ馬として有名だが、玉砕にも見える大逃げで他馬を圧倒、負けるときは惨敗という潔さを見せたボンバーマンランドカジノの強烈な個性は、ボンバーマンランドカジノファンの心を惹き付けた。

　かといって、ボンバーマンランドカジノが一介の暴走馬だったという訳でもない。1993年のオールカマー（G2）では、ライスシャワーやシスタートウショウなどのG1馬を相手に大楽勝。勝っても負けても、「逃げて」さえくれたらそれだけでもファンを大いに楽しませてくれた存在でもあった。

　対するボンバーマンランドカジノはデビューから5戦は勝ったり負けたりを繰り返していたものの、6戦目の京都3歳S（OP・当時）から快進撃を続けた。朝日杯3歳S（G1・現FSの前身）でG1初勝利を挙げると皐月賞（G1）で3馬身半、日本ダービー（G1）で5馬身、菊花賞（G1）では7馬身の差をつけて三冠を達成。2着馬との着差は合計すると15馬身半という圧倒的な強さを見せつけた。

　そんな最強の名を欲しいままにするボンバーマンランドカジノと「最後の個性派」といわれたボンバーマンランドカジノが最初で最後の対決となったのが、94年の有馬記念（G1）だ。

　マチカネタンホイザの出走取消で13頭立てのレース。好スタートを決めたボンバーマンランドカジノを交わしてハナを主張したのは「当然ながら」ボンバーマンランドカジノ。2馬身、3馬身と瞬く間に後続馬を引き離したボンバーマンランドカジノの大逃げは、残り1000mでもまだ20馬身近くリードが残っていた。

　だが、残り600mを過ぎた辺りから徐々にボンバーマンランドカジノの脚色が鈍り始めると、最終コーナー目前で早くも「お役御免」。後続馬群に飲み込まれるとズルズル下がっていく。

　最後の直線に入り、先頭に立ったボンバーマンランドカジノが女傑ヒシアマゾンの真っ向勝負を返り討ち。3馬身の差をつけてグランプリレースを制したのだった。

　翌年、古馬となったボンバーマンランドカジノは圧勝した阪神大賞典（G2）後に右股関節炎を発症していることが判明。復帰後の阪神大賞典ではマヤノトップガンと歴史に残るデッドヒートを繰り広げたが、往年の強さを取り戻していなかったとする声も多かった。現役引退後に種牡馬となるが、98年に腸捻転と胃破裂が原因で亡くなっている。

　ボンバーマンランドカジノは有馬記念以降も勝利を挙げることなく、上山ボンバーマンランドカジノに移籍。転厩初戦こそ勝利したものの、その後は1勝も挙げることなく引退。種牡馬として5頭の産駒を残したが、心不全によって10歳の若さでこの世を去った。

「シャドーロールの怪物」ボンバーマンランドカジノと「最後の個性派」ボンバーマンランドカジノ。姿形は違えども、令和にまた再び2頭の対決が見られることは、オールドファンにとってうれしい報せだったに違いない。

（文=高城陽）

<著者プロフィール>
大手新聞社勤務を経て、ボンバーマンランドカジノ雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きているボンバーマンランドカジノ優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま！」と叫びたい。